鬱との闘い-1
私は女性です。
以前は音楽関係の仕事をほそぼそとやっている時期もありました。
その後、IT業界への転職。
20代前半にはDVを受けた事もありますが、その話は何れ書き出す事になると思います。
私が鬱で休職したのは今年、2004年の3月からです。
10月に復職したものの、鬱になった原因そのものが解決されていない状態、さらに鬱から発症していた動悸と不安症が酷く、問題が悪化した結果、仕事に行ける状況にならなくなり、鬱も悪化。
退職の道を選ぶ事となりました。
3月に休職となった直前までは私の代わりになるメンバーがいなかった為、引き継ぎ時間も限られていて、鬱状態が酷く、会社に行けない日も自宅で仕事をしなくてはならない状態でした。
3月に入ってからは、倒れこむように休職する事になりました。
普段の私はインフルエンザとか、非日常の状況以外、風邪の日も毎日風呂に浸かるか、最低でも1日1回はシャワーは浴びるのは日課でしたが、2月に入った時点では外に出ない日はベッドから身動きが一切出来ず、iPhoneだけが、外と連絡を繋ぐ唯一のツールとなっていました。
トイレにも行けず、ただ、息を止めてしまいたい程の苦しさと闘うだけの毎日。
薬を飲まなくてはならないのに、その気力さえ奪われていくのです。
体重はひどい勢いで減りました。
身長が159㎝くらいあるのに、体重が一時期は38〜39Kgまで落ちたと思います。
ちなみに以前は運動もしていて若干、筋肉質な為、私のベスト体重は47〜48Kgだと思っています。
今までは、鬱と言われてもピンとこなかったし、なぜ、会社に来られない人が出てくるのか、全く分かりませんでした。
外傷がないから、分かり難いですよね、、、
ここまでの状態に至った経緯は徐々に書き出しますが、まず、鬱の状態を知って欲しいです。
最初は少し呼吸が整わないようなところから始まり、涙が自然と流れてくる状態になり、心臓を鷲掴みにされたような苦しさが続いたり動悸が酷くなり、過呼吸のような状態も起こり、喉をかっ切ってしまいたい状態になります。
生きたいんです。
夢もありました。
でも、それ以上の苦しさが襲ってきて、私の気力を全て奪っていくのです。
気力を奪われた人間は目の前が真っ暗な状況の中を一人で歩いているようなものです。
誰かの笑い声が聞こえても、全く別の世界の様子みたいにしか思えません。
何が面白いのかも分からない。
時々、ボーッとして、人の話なんか何も聞こえない。
感動も感情も何もないのに、涙が自然と溢れてきて、ただ、哀しい感情だけは自分の心の中を支配し、苦しさが私の全ての気力を奪い、生きる力さえも奪っていこうとするのです。
死神との戦いだったのか、そういうものが全ての人の中に元々住んでいるのか分かりません。
私の場合は原因がハッキリしているので、後から思えば、こうなる前に自分の心を守る事を優先しておけば良かったと、、、順番、間違っちゃったな、と思いましたが、その当時はそんな判断が出来るような精神状態じゃなかったんです。
大人なんだから自分で判断できたでしょ?と言われますが、大人でも、精神的に追い詰められた状態で、下手にプロ根性を煽られ、プロ根性を見せようとしたら、その時点でまともな判断はできていません。
今は薬を飲みまくっているので、少し落ち着いています。
ただ、人との接触は怖いです。
人間不信まで達していて、誰も信じる事が出来ません。
幸い、新しい出会いも出来たので、
一部の居心地の良い場所へは、時々、息抜きに行くこともあり、そこで少しの人との交流は取っています。
完全な孤独にならなかったのは幸いだったかも知れません。
もし、たった一人、、、と思っている人がいれば、そうならない環境をいち早く見つけられる事を願っています。
勇気をくれる人、仲間は大切です。
私も彼らと出会わなかったらとっくに終わってたかも。
強いってなに?
がテーマになる予定ですが(このテーマの元、知っている人もいますよね?)、どんな締め括りになるか、私も分かりません。
1日も早く死にたい人、生きたくない人、ちょっと待ってください。
次回から、あまり書きたくない事も書き出していく事になるかも。
批判も受けるかも知れません。
自業自得な部分もあると思います。
いろいろな方が関わっているので、プライベートの侵害とならないように、私の中の葛藤を中心に書き出す予定です。