ラッキーパンチ
私が「はじめの一歩」にはまった理由。
一歩のジムの会長や宮田くんのお父さんも言ってたけど、ラッキーパンチと言うものはないと。
あるとしたら、それは何百、何千と練習した生きた拳が奇跡を呼ぶ。(宮田父)
会長も最後に出るのは頭で考えた事ではなく、身体が覚えた事だけだと。(鴨川会長)
私も音楽で大会に出て、いくつかの入賞経験、某有名音楽大学への短期間での一発合格を経験してます。
その時と同じ事を思い出させてくれた漫画でした。
練習以外の事が出来るのはその前の何十、何百の時間の練習から生み出したこと以外はなかったです。
そういうトレーニングを受けてきた人には分かると思います。
当たり前の話ですよね、、、
奇跡、、、それは練習からしかあり得なかった。
トロフィーも賞状も受験合格も、その延長線上の出来事でした。
そんなに大きな大会じゃないから大きな声では言えませんが、、、(^_^;)
でも、受験以外はまさか、、、の出来事でした。
そして、コンクール入賞、優勝はまさかの出来事でした。
(何度も言いますが、大きな声では言えません、、、)
終わってからの批評を見て、ようやく入賞の理由に納得した、という感じです。
更に私自身をびっくりさせたのは、音大時代に選抜のオーケストラのメンバーに(ようは、授業数が増えただけです)選ばれてた事です。
これは予定外で困りました。
熱望して落ちた人もいたので、小さな声でしか言えませんが、私は希望したいなかったし、他の事に時間を使う予定だったので、本当に困りました。
しかも、実力が伴ってないだろうと、、、
あり得ない事を、私の師匠達は私に経験させてくれた。
私の身体能力を超える為のヒントとトレーニングをしてくれた。
普通の身体能力の人なら当たり前の事かも知れないけど、私には人に足りない体のハンデがたくさんありました。
それを乗り越える為の人一倍の努力が必要でした。
ある師匠は、お前はいつでも出来ると思っているから甘えてると言われた事もありました。
これは、音感だけは発達していたから出てきた言葉だと思います。
所詮、女性ドラマーだからな、、、と言われた事もありました。
すみません、コンクールはクラッシックです、、、
ある日、愕然とする瞬間があり、そこで私の考え方が、ガラリと変わる出来事がありました。
そこから、私のドラマーとしての評価が一変しました。
元々、音感は鍛えられていたので、ドラムを叩きながら、ベーシストのチューニングをする事も出来るくらいの耳も出来てたし、ブルースシャッフルもイメージトレーニングを積んで得意ではあったから、そこから猛特訓が始まりました。
そして、陸上競技を経験していた事、物理が得意だった事から、自分にとって一番、最小限にパワー感、そしてグルーヴ感を出す為のトレーニングをイメージトレーニングから積み上げました。
こんな事を書くと物凄いドラマーのように感じると思いますが、大したドラマーではありません。
でも、そういうトレーニングはしてきました。
そういった流れで、ドラムトレーナー、ドラマーとして鍛えてられてきた、という経緯があります。
右手は完璧だね、と言われた事もあります。
完璧ではないのですが、社交辞令も入っていたのでしょう。
でも、、、だから、いつも苦しい現実があってもAを選べた。
今回、なぜAを選べないくらいの状況に陥ったのか、、、
まだ、成長できる自信もあります。
先日のライブもぶっち切りました。
多分、、、めちゃくちゃお客さんを沸かせたと思います。
手応えあり、、、でした。
ちなみに今回の鬱発症は、私にも悪いところはあります。
気持ちの整理をつけながら、これから少しづつ、書き進めたいと思います。