子宮腺筋症とその妊娠についてのまとめ
何度も書いていますが、私は子宮腺筋症という病気をもっています。
この病気自体についてはネットで調べてもらうとして、、、
今はネットでもかなりの情報が出ていますが、
当時は本当に訳が分からず、あまりに生理痛の酷さに病院へ行ってから子宮腺筋症という事が分かりました。
で、この病気、いろいろやっかいなんですが、産婦人科って横の繋がりが少ないのか、
単に情報が少ないのか、あまりたくさんの情報を病院の先生が教えてくれないのです。
私の質問の仕方が悪かったのかもしれないけど、もっとしっかり教えて欲しかったと思っています。
子宮腺筋症の手術がある事もネットで散々調べてから分かったし、
子宮腺筋症の場合の妊娠のリスクも知らなかった。
今になってようやくいろんな事が分かりました。
という事で、私の実体験からのまとめを書いておこうと思います。
◆子宮腺筋症の症状
・生理痛と出血が半端なく酷く、一番酷い時では日常生活に支障をきたした。
・酷い痛みの為、緊急で病院に搬送。
・貧血が酷く、寝起きに起き上がろうとしたら足に力が入らず、しばらく自力歩行が難しい事も。(貧血と子宮腺筋症との繋がりは後から知りました)
・酷い痛みは生理中はもちろんの事、生理が終わって数日後にもあった。
・病院に運ばれたのは生理中以外の時にもあった。
・生理中以外での痛みがある為、腹痛の原因が分からない時は大抵、子宮の痛みだった。
・生理中以外でも出血があった。
・生理不順。
・進行しすぎると子宮が大きくなるのでお腹が少しポコってでてしまう、、、?
◆子宮腺筋症の手術について(霞ヶ浦医療センターでの手術結果です)
・完治する可能性はまだ少ない。(実際に今回の妊娠で子宮腺筋症の部分が見つかりました)
・ただし、日常生活が普通に送れるようになる。
・貧血値も正常になった。
・手術の痕は当然残ります。
・できたら、手術前はある程度、体を絞っておいた方がいいと思いました。
私の場合、腺筋症の時期が長かったので、かなりの大きさになっていたようです。
これは体を絞って解決する訳ではないですが、子宮が通常よりも相当大きくなっていた為、そもそもお腹がポコってなっていたので、手術跡はそんなに綺麗にはならなかったです。多分、15年〜20年は腺筋症を育てていたみたい。
・手術の跡は子宮の壁はどうしても薄くなってしまうようです。
◆子宮線筋症の妊娠
・そもそも、子宮線筋症の人は妊娠がしにくいようです。
私は手術をしていたから今回はサクッと妊娠できたのかも?
今のダーリンの前の彼はもうほとんど情だけで付き合っていたので、妊娠もする訳がないし、一応、気をつけていたので、実際のところはよく分かりません。
今のダーリンは家族を欲しがっていたので、妊娠となりました。
・子宮腺筋症の場合、出産は帝王切開となる?らしい、、、(西田先生も予定帝王切開を推奨していました)
日赤医療センターの前に行った病院では高齢出産ではなく、子宮腺筋症という事で受け入れ不可で断られました。当病院では対応できないので大きな病院へ行ってくださいとの事でした。
ここでもどこで出産が可能なのかの説明はなし、、、
結局、友人の情報を頼りに日赤医療センターへ行きました。
都立広尾病院だと出産費用が抑えられそうだったのですが、電話で話した限りだと、やはり子宮腺筋症にちょっと心配があったようです。
日赤医療センターでは心配はしているものの、体制は整えてくれているようだし、ハイリスク出産の対応をしてくれているので受け入れ可能でした。
出産費用はかかりますが、これが最後のチャンスなので頑張ります。
・大きな問題としては子宮の壁が正常なところでは1cmくらはあるみたいなのですが、手術したところは2mmくらいしかなく、ここが子宮の収縮で子宮破裂を起こす可能性がある事とその為に未熟児出産の可能性も高まる為、NICUやそういったハイリスクでの出産について対応できる病院じゃないと受け入れしてくれないようです。
・痛みが頻繁におこるようになったら子宮の収縮を抑える為の点滴をしなくてはならない為、点滴と経過観察の為の長期入院をして、状況に応じて予定帝王切開にて出産するのが一般的との事でした。
・20週前後、30週前後は要注意時期で、なるべく安静にしていた方がいいみたいです。
とはいえ、あまり動かなさすぎも良くないのかな?
この辺りはよく分かりません。
・以前、ブログにアップしていた霞ヶ浦医療センターの西田先生からの診療情報を再度記載しておきます。
223例のうち、早期流産もあるみたいですが、子宮破裂が5例との事。
「初期の流産を除くと留意すべき店としましては、妊娠20週頃の流産(これは胎胞脱出という形で起こることが多い)、20週前と30週頃の子宮破裂が挙げられます。
特に子宮破裂は16週、19週、27週、30週、31週の5例で経験されており、前2者は創部に着床し、侵入胎盤から破裂に至ったものです。後3例も同様に創部に胎盤が付着し、穿通胎盤の可能性が考えられます。
幸いにして3例とも緊急帝王切開で生児を得ていますが、今回の妊娠の最大のリスクと考えられます。」
・子宮線筋症の部分は子宮が引っ張られると痛みがでるみたいです。
また、子宮の壁が薄いところも同様に痛みがでる事があります。
私の場合、子宮の下の方に痛みがでると線筋症の固くなっているところが引っ張られている状態で、この時はまだ大丈夫なのですが、子宮の上の方に痛みが走ると壁の薄いところが引っ張られているため、ここは危険な箇所のようです。
また同じ箇所が痛みだしたら今度は入院かもしれません。
以上、今、分かっている事をまとめてみました。
子宮腺筋症で出産を希望している方の参考になりますように。
あと、20歳前後以降から生理痛が人より酷かったり、痛みはそんなになくても出血量が異常に多いと感じている女性の知人・友人がいたら是非、婦人科へ行く事を勧めてあげてください。
子宮内膜症、子宮筋腫はもちろんの事、子宮腺筋症ともなっていればやはりいろんなリスク、今後の対応などを検討する必要があると思います。
出産はもしできるなら早い方がいいです。
とは言ってもパートナーの事や自分の生活の事もあると思うので、無理にというのではなく、チャンスがあれば出産は早めの方がいいという事です。
あと、ピルなどで進行を遅らせる事もできます。
不妊治療が必要な場合もあるようです。
手術を希望する場合は状況に応じて、全摘か核手術か、、、となります。
私は霞ヶ浦医療センターでの先進医療での核手術となりましたが、他にもお金はかなりかかりますが、腺筋症の手術をしてくれるところはあるので自分に合った治療を探してみてください。
私は間もなく、妊娠21週に入ります。
あと1週間ちょっとで問題の22週を超えます。
22週を越えると未熟児でも赤ちゃんの命を守る事ができる時期になるそうです。
状況にもよると思いますが、、、
それ以前に何かあれば流産という扱いになります。
妊娠発覚から今日までとても長く感じました。
まだまだ先は長いですが、、、
1週間前に痛みが出ていた左上の辺りがまた痛みだしたら入院の可能性が出てきます。
年内はできたら入院は避けたいですが、こればかりは分かりません。
また新しく分かった事がでてきたら記載していこうと思います。
補足ですが、やはりホラールームの部屋の住人は時々、可笑しな行動をしているようです。
こちらも引越しまでに何か動きがあれば追記していきたいと思います。